情報発信がうまくいかない企業におすすめのひとつの方法

実は「情報」を発信していない?

中小企業のWebサイトを観ていくと、テンプレートのような一定の型にはまっている。大別して、お知らせ・会社概要・製品(サービス)紹介・リクルート・お問合せだ。この中で最も更新頻度があるのは、製品(サービス)紹介とお知らせくらいである。時々ブログと称した営業日報のような記事が掲載されている企業サイトも見受けられるが、これは一時期「更新しなければGoogleの検索順位が上がらない」と言われたためだと思われる。

さて「情報」とは何か。ひとつは受ける側にとってその価値は変わり、もう一つは時間(タイミング)によってその価値が変動する性質を持ったものである。

これら双方の性質を持った内容はサイト内に整っているか、今一度見直してみることをおすすめする。

社内向けに「情報」を共有

自社で提供する製品やサービスを紹介する展示会やイベントで、担当者が来場者から得た話は、社内で共有されることはない。またそうしたイベントで聞く話というのは、その時話した人だけが思っているとは限らない。今までこうした話はどうしているだろう。一昔前なら「ナレッジの共有」という言葉で社内データベースをつくりることが流行った。後に社内イントラネット構築へと繋がった歴史である。

さて、このケースで得た話はまぎれもなく「情報」である。ナレッジの共有という発想はまちがっておらず、イントラネット構築へ流れた現代でもその考え方は生きている。もちろん小さな企業ではイントラネットなどなく、オフィス内の会話で済んでいる場合だって考えられるが、そうした大切な話はたいがい経営者にはなかなか上がってこない。

その結果、自社の製品やサービスに対する弱点をカバーできなかったり、同業他社と比較された際、「情報」の部分で負けてしまうといった体験も少なからずあると思う。特に経営者がトップ営業だった場合、弱点を知ることと知らないことでは大きな差が出る。

社内で疑問や議論を共有するしくみ

イントラネットを持っている企業の悩みに、かつてのナレッジを溜め込んだものの、日報にような情報がたまる一方で活用できず、サーバーHDD容量とバックアップ、イントラシステムメンテナンスのコストだけが積み重なるという話は多い。ここに経理情報が紐付いていれば、すぐに辞めるわけにはいかないのが現状だという。

そこで最近提案しているのが、営業日報を辞めて、slackWorkplaceを導入する方法である。

もう何年も前からIT系に限らず、スタートアップ企業や業務改善した企業で採用されているが、使い所が判らなかったりとか、少人数なので必要がないと思っていたりとか、LINEで十分とか言う話でかき消えるケースが見受けられる。

ちなみにイツノクラはslack・Workplaceに加え、FacebookもChatWorkもGoogleドライブもDropboxもハングアウトも全て使い分けている。5人のチームであるが、ケースバイケースでツールを切り分け、小回りを効かせている。基本的に人数が増えてきても対応できる自信があるくらい運用には慣れてきた。なお業務ではLINEは利用していない。

LINEを利用しない理由。過去履歴検索・ハッシュ登録・グルーピングと社内外グループ切り分け・添付書類共有ができるとかできないもあるが、一番は「気軽に書き込める雰囲気を作りにくい」からである。

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