2018年の中学生へ。2030年には何をしている?

団塊世代は居なくなる

人口ピラミドgifアニメ

1970年から2035年までの人口ピラミッド(国立社会保障・人口問題研究所参照)をgifアニメにした。人口減少とはまさにこのことである。

突出した2つの山が「団塊世代」と「団塊ジュニア」と世代だ。筆者は「団塊ジュニア」にあたる。2018年時点では大きな企業なら部課長のポストについている人も多いだろう。一方経営層は東京商工リサーチ「2017年 全国社長の年齢調査」によると平均61.45歳で、70歳以上の経営者も多い。記事中の『70代以上は「減収」、「赤字」の割合が最も多い。』ことからも、経営判断速度が遅い現状だと考えても良いだろう。

団塊ジュニア世代以上は「人が多いことを前提にしたモデル」の経験しかない。多少判断ミスを犯しても融資や売上げはリカバーできる確率が高かったころのモデルだ。またミスは他人がフォローしてくれる仕組みが成り立っていた。大学入試もいかに人をふるい落とすかを考えた仕組みだ。人が多いということはこういうことで、日本国内ではまだ筆者らの世代が現役のため、崩壊までは至っていない。しかし大学を見れば既に定員割れを起こしているなど、地方へ行くほど顕著にほころびが表れている。

2030年はどうか。少なくとも団塊世代は今よりずっと人数が減る。さすがに現役で経営層に居座る人は少ないと思うが、筆者の世代が経営層に入っている可能性は高い。この世代はコンピューターが普及すると同時に社会人になってきた。手書き書類からデジタル化置き換え時代を経験した世代である。プリントアウトは当たり前だ。デジタル化したデータを「共有」する段階は2010年を超えたあたりから普及しはじめた。さらに2016年ごろからデジタルデータを「共同で編集」する段階に入ってきたのだが、書類を手書きの清書くらいにしか考えていなかった世代の多くは、この考え方の理解と本質にたどり着けていない。

2030年にスマートフォンは存在するだろうか?
未来を考える想像力(厨二病的発想)

 www.infineon.com
Infineon Technologies
https://www.infineon.com/cms/jp/discoveries/internet-of-things-2030/%20https://www.infineon.com/cms/jp/discoveries/internet-of-things-2030/%20https://www.infineon.com/cms/jp/discoveries/internet-of-things-2030/

10年前にTwitterとFacebookは生まれたばかりだったし、スマートフォンは種類が少なく、使う人は希だった。ここからさらに12年後の2030年。スマートフォンははたして存在しているだろうか。筆者は今のガラケーと同様になっていると考えている。一部の人が使っているだけと。

2019年、5G回線の運用が始まる。(参考記事「次世代通信「5G」1年前倒しは、どれだけヤバい事なのか」)回線速度の向上ばかり目立っているが、本来はIoT向けの第5世代通信プロトコルだ。IoTもまた本質理解に苦しむ人が多いが、高齢化・人口減少対策の一つであると理解できる。

注目例は機械類の遠隔操作だ。建設重機はすでに実験が始まっている。このほか無人コンテナ輸送船、無人ガントクレーン、無人トラックといった輸送に関わる重機類。今までは「誰かに頼め!」が通用した構造だったが、この先は「誰か」が居なくなるのだ。すでに運輸業界は物流の最適化ができていないため、人材が不足し始めている。最適化された物流システムが整った新参会社が参入してくると、今の大手の経営はまた難しくなっていくだろう。この時のオペレートはスマートフォンやタブレットでは効率が悪すぎるため、VRやARグラスが採用されるだろう。一人が受け持つ無人トラックや無人船舶などの数が多くなれば、処理をする情報量は肥大化する。そのため、AIによるサポートも受けながらオペレートすることになるだろうから、音声コマンドも併用することになるだろう。すると首回りに装着するNeckDeviceが効率的だ。すでにスピーカーとして出回りつつある。これらが一般にも普及すれば、スマートフォンを凌駕する可能性も高い。

また無人操作側の機械はジェスチャーに対して動きを制御することも可能になるだろう。djiドローンにはすでに搭載されている。

こうしてみると、魔法を使っているかのような世界が現実になる。想像力の源はあながち厨二病的発想にあるのかもしれない。PSYCHO-PASSや攻殻機動隊のような世界が現実に訪れる日も近そうだ。

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