町屋暮らしのための町家自分修繕レポートその2(水屋)

修繕・リフォームの段取り

古い建物であることと、前住者の痕跡が残っていることが前提のうえ、どこまで修繕するのか調査が必要となる。内装・外装の見える部分で汚れている部分や、板など取り換えれば良いものは素人でもわかるが、構造・修繕方法・改修となると専門家の意見が必要となる。特に電気・水道設備関係は侮らない方が良い。古い家の場合は床下・大屋根も見てもらった方が良い。そのうえで、予算を立てるのが望ましいのだが、だいたい途中で何か問題が出ることは当たり前と思った方が幸せである。

今回物件を探すために『金沢町屋情報バンク』へ登録した折に、『金澤町屋研究会』主催『金澤町屋巡遊』で見学に行った『豆月』さんの主であり、案内人でもあったJELL-architectsの北出さんを紹介してもらい、そのままの縁で物件は金沢市ではないが面倒を見てもらうことになった。北出さん自身、茶道東千家(非常にレア)をたしなんでいるため、茶室・水屋に関しての改修・修繕の知識が豊富なこともあり、非常に助かった。

工事進行管理と修繕設計をお願いしたのは茶室、水屋、キッチン、2階床はフローリングへの変更、浴室への通路開口、洗面台、玄関周り。電気配線は全て新設して、ガスは全廃。茶室周りは細部まで気を使ってもらった。

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